イオン経済圏まとめマップ!WAON POINTが使えて貯まるサービスやアプリ一覧|利用者500人のアンケートあり

イオン経済圏まとめ

特定のポイントを効率よく貯めるために、同グループのサービス等を重点的に利用することを「●●経済圏」といいます。

今回は、数ある経済圏の中でイオングループを中心とした「イオン経済圏」について解説します。
また、イオン経済圏を利用する、いわゆるイオン経済圏民500人を対象とした、ポイントの貯め方やサービス利用状況についてのアンケート結果も報告します。

イオン経済圏とは?イオン系店舗・サービスとポイントの貯まり方

「イオン経済圏」は、イオングループのお店で重点的に買い物をして、効率よくポイントを貯めること。
貯めるポイントは「WAON POINT」がメインとなります。
そのため、「イオン経済圏」は「WAON経済圏」といわれることもあります。

イオングループは、イオンやイオンモールなどのほか、ダイエー、ピーコックストアといった多数の小売店を傘下におさめています。さらに、銀行業やモバイル業なども展開。
中でも、ポイ活をしている人たちには、ドラックストアの「ウエルシア」で、貯めたポイントを使ってお得に買い物をする「ウエル活」が知られています。

同グループの決済方法としては、クレジットカードの「イオンカード」、電子マネーの「WAON」、QRコード決済の「イオンペイ」があります。

サービスが多岐に渡るだけに、ポイントの貯まり方を突き詰めると、実はけっこう複雑です。

イオン経済圏の相関を、下図にまとめました。

イオン経済圏で付与されるポイントマップ
上図では、電子マネー「WAON」で支払った場合に貯まるポイント数は、「会員登録をしたWAON」での支払いを前提としています。

電子マネー「WAON」は、smart WAONウェブサイト(または郵送)で会員登録を完了させると、対象のイオングループでのお買い物でポイントがいつでも2倍(200円の支払いで2ポイント)になります。
電子マネー「WAON」をイオングループで利用するのであれば、必ず会員登録しておきたいところです。

電子マネー「WAON」の特典として、毎月5日・15日25日は基本のポイントが2倍になる「お客さまわくわくデー」が開催されます。
しかし、上記の会員登録による「いつでもポイント2倍」と、「お客さまわくわくデー」との重複付与がないことに注意です。

「イオンカード」「WAON」「イオンペイ」お得なのはどれ?

イオングループが運用する決済方法は、クレジットカードの「イオンカード」、電子マネー「WAON」、QRコード決済の「イオンペイ」があります。

ポイントの貯まり方でいえば、イオンカードと連携し、オートチャージ設定をした電子マネー「WAON」が一番お得です。

<イオングループのお店で200円分買い物をする場合>

イオンカード支払い・イオンペイ支払い:2ポイント
イオンカードでオートチャージ→WAON支払い:3ポイント

イオン経済圏を最強にする!アプリとポイントの基礎知識

「イオン経済圏」での買い物等で、お得をさらに享受するために、公式アプリもぜひチェックしましょう。

また、「ワオンポイント」には2種類あることを確認しておきましょう。

イオングループ公式の主なアプリ一覧!

多数あるイオングループの公式アプリ。下図は、主なアプリの機能一覧です。

「iAEON」は、お支払いやWAONのポイントカードとしての役割、キャンペーン情報やクーポンの配布といったお得情報などがまとまっています。

イオングループのアプリ一覧

さまざまな機能が集約された「iAEON」アプリですが、注意点もあります。

iPhoneユーザーの場合、電子マネー「WAON」支払いをするには、別途「WAONアプリ」が必要。

モバイルWAONとしての利用できるのはおサイフケータイ(R)搭載のAndroidのみです。

お気に入り店舗の登録やクーポン配布はすべての店舗が対象となっているわけではない。

例えば、ウエルシアのクーポンを確実に手に入れるには、ウエルシアアプリを利用することをおすすめします。

WAON POINTとWAONポイントの違い

発音は同じ「ワオンポイント」ですが、実は「WAON POINT」と「WAONポイント(電子マネーWAONPOINT)」の2種類があります。

WAON POINTとWONポイントの違い

「WAONポイント(電子マネーWAONポイント)」は、WAON POINT加盟店以外で、電子マネー「WAON」の支払いをした場合に付きます

例えば、ミニストップ以外のコンビニでは、電子マネー「WAON」での支払いはできますが、WAON POINT加盟店でないため、「WAONポイント」が付与されます。

WAON POINT加盟店以外で利用したときのPOINT付与率は、電子マネー「WAON」とイオンペイ、イオンカードで違いはありませんが、電子マネー「WAON」とイオンペイが利用できる店舗に違いがあります。

いずれのポイントも、電子マネー「WAON」にチャージする場合は特に問題ないでしょう。

イオンペイを利用している場合、チャージをしなくても「WAON POINT」でポイント払いができるという便利さがあります。

イオン経済圏民500人にアンケート!ポイ活賢者が教える攻略法

ここからは、イオン経済圏を日ごろから利用している500人のアンケート調査の結果を見ていきます。

調査地域:全国
調査対象:事前調査で「ふだん使う支払い方法にイオンカード・電子マネー「WAON」・イオンペイのいずれかを選択」かつ「重点的に貯めているポイント3つのうちにWAON POINTを選択」した500人
回答者年代内訳/{20代:16人、30代:55人、40代:120人、50代:182人、60代以上:127人}
男女内訳/{男性:236人、女性:264人}
調査期間:2024年4月9日〜11日
調査主体:株式会社モデル百貨
調査委託先:アイブリッジ株式会社

利用しているイオン系のサービス等は「実店舗で」「イオン系キャッシュレス」利用が多数

まずは店舗での買い物を含む、イオングループのサービス利用状況について質問しました。

イオングループのサービス利用状況

結果はやはり、イオングループの店舗がもっとも多い回答でした。
「イオンネットショッピング」や「まいふる」等のインターネットサイトの利用者は少数にとどまっています。

「まいふる」は、イオンカードまたはイオンペイで支払うとWAON POINTが付与されるふるさと納税サイトです。
たとえば、10,000円を寄付した場合、500WAON POINTが貯まります。

WAON POINTを貯めるための決済方法1位はWAON!

WAON POINTを貯めるために利用している決済方法と、その中でももっとも利用頻度が高いものを聞いたところ、ともに電子マネー「WAON」が1位でした。

電子マネー「WAON」について、「利用している」の回答数は316、「もっとも利用している」の回答数は242でした。
それに対して、イオンペイは「利用している」の回答数は39、「もっとも利用している」の回答数は13と、かなり水をあけられる結果に。

WAON POINTを貯めるための決済方法

サービス開始時期が、電子マネー「WAON」は2007年4月で、イオンペイは2021年9月であり、認知度の差があるうえ、使い方次第でポイントがお得になるとあれば無理からぬ結果といえそうです。

しかし、イオンペイは、「ポイント支払い」に設定することで、チャージせずに、WAON POINTをそのまま使うことができるという利便性があります。
また、イオンペイ限定のキャンペーンが開催されることもあるので、状況に応じて使い分けをしてもよいのではないでしょうか。

コメントでは「大きな金額の買い物はイオンゴールドカードで支払う。WAONが使える店ではなるべくWAONで支払い(30代・女性)」と、使い分けをしている人もいました。

イオングループの公式アプリは知名度・利用者ともWAONが1位!

イオングループの公式アプリでは、WAON(WAONアプリ、WAONステーション、モバイルWAONの合算)が知名度、利用率ともに1位

さまざまなサービスを備えたiAEONも僅差に迫ります。

イオングループのアプリの利用状況をまとめたアンケート結果

貯めたWAON  POINT数は10,000ポイント未満が約67%!

貯めたWAON POINTの最高は10,000ポイント未満が67.2%でした。

貯めたWAON POINT数アンケート

WAON POINTは、ドラッグストアのウエルシアの買い物に利用する「ウエル活」など、使いやすい「出口」が明確なのが特徴です。
また、有効期限が最高2年なので、随時ポイント利用をしている様子がうかがえます。

コメントでも「ポイントは毎月使用しているので、多くは貯まっていないが、累計だと10万は超えていると思う(60代・男性)」という声がありました。

みんなが実践!WAON POINTを貯めるために「キャンペーンを意識!」

次に”イオン経済圏民”のみなさんがWAON POINTを貯めるために実践していることについて、具体的なコメントをご紹介します。

ポイントアップデーにまとめ買い

コメントの中で目立ったのは、「ポイントアップデー」にまとめ買いをするというものでした。

ポイントがアップするのは、毎月10日の「ありが10デー」や「AEON CARD Wポイントデー」があります。

  • ポイント付与の倍率が高い日に高額の商品を購入する。(50代・女性)
  • ポイント10倍などキャンペーンの時に買い物に行く(50代・女性)
  • 5のつく日に買い物をするようにしている(30代・男性)

ここで注意したいのは、イオンカードや会員登録した電子マネー「WAON」を、イオングループの店舗で利用している場合、「いつでも2倍」になっていることです。
その場合、「ポイント10倍デー」となっていても、実質は5倍だということになります。

ボーナスポイントが付く商品を選んで買う

店頭表示やアプリのクーポンなどで、「WAONボーナスポイント」が付く商品がある時も。そうした商品を選んで買うことで、ポイントの貯まり方が大きく変わります。

  • ボーナスポイントがつく商品を買うようにしている(20代・男性)
  • 購入するとボーナスポイントがつく期間に購入する(50代・女性)

支払い方法を集約する

イオングループでの買い物はもちろんのこと、さまざまなシーンでWAON POINTを意識して、支払い方法を集約することも、ポイ活の基本でしょう。

  • 公共料金等の固定費の支払いをイオンカードにまとめる(30代・女性)
  • ドラッグストアやコンビニ等、WAONが使えるとことはWAONで支払いをする(40代・女性)
  • WAONが使える店をチェック!(50代・女性)

今回は、イオン経済圏についてまとめました。
これから、イオン経済圏でポイ活を始める人はもちろんのこと、現在すでにWAON POINTを積極的に貯めているという人も、より効率よい貯め方について参考にしてください。