アメックスビジネスゴールドは特典が満載！メリットや年会費についても解説

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード（以下アメックスビジネスゴールド）は、ステータス性が高く、ビジネスで使える特典も豊富な法人カードです。利用可能枠の一律の設定はなく、利用状況や返済能力によって利用可能枠を高額に設定できるのも特徴です。

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アメックスビジネスゴールドはビジネスやプライベートでも使える特典が満載

アメックスビジネスゴールドは、「特別なサービスやサポートで公私共に生活を充実させたい」という方にぴったりの法人カードです。

国内外の空港ラウンジ利用や送迎サービスといった出張を快適にする各種サポートをはじめ、会員限定のゴルフイベントやレストラン優待など、接待や商談、プライベートでも活用できる特典が多くあります。アメックスビジネスゴールドならではの上質な特典を記します。

*アメックス公式サイトより

アメックスビジネスゴールドの特徴はメタル製のカードデザインと豊富な特典

アメックスビジネスゴールドはクレジットカードの中でも珍しいメタル製のカードデザインなのが特徴です。

ハイステータスを象徴するメタル製のカード

通常のプラスチックカードではなく、スタイリッシュなメタル製のカードを発行できます。メタル製カードは重厚感があり、持っているだけで一目置かれそうな気品があります。

また、プラスチック製のカードもセカンドカードとして発行できるので、用途に応じて使い分けをするとよいでしょう。

日本ではメタル製のクレジットカードは少ないので、高級感があるメタル製のクレジットカードが欲しい場合は、アメックスビジネスゴールドがおすすめです。

アメックスビジネスゴールドのポイント還元率とポイントアップの方法

アメックスビジネスゴールドのポイント還元率は、0.3～0.5%です。100円につき1ポイント付与されますが、1ポイント=0.3～0.5円ほどの価値をもつので基本的なポイント還元率は0.5%程度とやや少なめです。

メンバーシップ・リワード・プラスの加入で獲得ポイントと交換レートがアップ

さらなるポイントアップを狙いたい方は「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録も検討しましょう。追加で3,300円（税込）の年間参加費が必要となりますが、獲得ポイントやポイントの交換レートをアップさせることができます。

無料で登録できる「ボーナスポイントプログラム」と合わせるとAmazonをはじめとした対象加盟店での獲得ポイントが100円で3ポイント、通常の3倍になるほか、ANAのマイルと1:1で交換できるようになるというメリットがあります。

以下におもなポイント交換先とレートをまとめましたので、参考にしてください。

ポイント交換先	交換レート （メンバーシップ・リワード・プラス未登録）	交換レート （メンバーシップ・リワード・プラス登録）
航空会社への支払い	1ポイント＝0.3円	1ポイント＝1円
ホテル・旅行代理店などへの支払い	1ポイント＝0.3円	1ポイント＝0.8円
旅行関連以外の支払い	1ポイント＝0.3円	1ポイント＝0.5円
ANAのマイル	2,000ポイント＝1,000マイル	1,000ポイント＝1,000マイル
各提携航空会社のマイル	2,000ポイント＝1,000マイル	1,250ポイント＝1,000マイル
提携ホテル「ヒルトン・オナーズ」	2,000ポイント＝1,250ヒルトン・オナーズポイント	1,000ポイント＝1,250ヒルトン・オナーズポイント
American Express SafeKey参加加盟店のオンライン・ショップ上での支払い	1ポイント＝0.3円	1ポイント＝0.5~1円
ヨドバシカメラ・高島屋の商品券との交換	3,000ポイント=1,000円分商品券	2,000ポイント=1,000円分商品券
Tポイントとの交換	3,000ポイント=1,000ポイント	3,000ポイント=1,500ポイント

アメックスビジネスゴールドの7つのメリット

アメックスビジネスゴールドのメリットは、ビジネス特典とともに、プライベートでも使えると特典も豊富なことです。

例えば、希少価値の高いワインを購入できる「ゴールド・ワインクラブ」や「京都特別観光ラウンジ」など、プライベートにおいても上質なサポートを受けることができます。

そんな公私ともに隙のないカードといえるアメックスビジネスゴールドのメリットを1つずつ詳しく解説していきます。

個別の利用状況に応じた利用可能枠が設定できる

アメックスビジネスゴールドの利用可能枠は、利用者の利用状況や返済能力によって設定が変わります。

中には1,000万円以上の利用可能枠を設定されるケースもありますが、一般的には100万円からスタートするケースが大半です。

下記の条件を満たす場合にはカード発行時点で利用可能枠が高くなるといわれています。

会社員の場合、自営業者よりも安定した収入が見込めることから、利用可能枠が高めに設定されることも少なくありません。そのため、この先起業や独立する予定がある方は、会社員のうちにアメックスビジネスゴールドを作っておくとよいでしょう。

またアメックスは一時的な利用可能枠の引き上げにも対応しています。急な支払いが必要になった際も対応できるのはメリットといえます。

ビジネスをサポートする特典が充実

アメックスビジネスゴールドカードには、通常の法人向けゴールドカードにはない、充実したビジネス特典が付帯しています。ビジネスカードにしかない特典を利用できるのはかなりのメリットです。

カード名	アメックスゴールドプリファードカード	アメックスビジネスゴールドカード
年会費	31,900円	49,500円
利用可能枠	属性や利用履歴により変化	個別対応
特典の違い	個人的に利用できる特典やサービスが多い	ビジネスで活用できる特典やサービスが多い
freee（※）との連携	不可	可

※クラウド会計ソフト「freee」

ビジネスに役立つ特典やサービス、機能の中でも特に、クラウド会計ソフトのfreeeとの連携ができるので、経費精算を自動的に行え、効率よく会計処理が行えます。

与信額が大きいのも特徴で、金額の大きな経費が生じる際も安心して支払いができるでしょう。

また、発行時には財務状況を証明する書類提出が不要なことから、設立0ヶ月の新規法人や個人事業主であっても発行しやすいカードとなっています。

ビジネスをしている人にとって、心強い一枚となってくれるカードです。

ほかにも多数の特典がありますが、以下におもなサービスとその特徴をまとめました。

ビジネス・セービング	ビジネス・カード会員限定で宅配や代行サービス、雑誌の定期購読や備品の購入などを優待価格で利用できる
ジー・サーチ	企業情報などを取得できる「帝国データバンク」や「東京商工リサーチ」のデータベースを利用できる
ビジネス情報調査代行サービス	国内外の企業の情報、マーケティング情報などの検索や調査、結果報告などを代行してくれる
ビジネス・コンサルティング・サービス	中小企業経営者・個人事業主のカード会員向けの経営相談を電話で行うことができる
クラブオフ	福利厚生プログラムのVIP会員年間登録料が無料のサービス。国内外の宿泊施設やレジャー施設、育児・介護サービスなど20万カ所以上の優待が受けられる。
ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン	全国約200店舗のレストランでコース料理を利用(2名以上)した場合、1名分のコース料理が無料になる。
ゴールド・ワインクラブ	希少価値の高いワインやおすすめのワインなどの購入ができる。ワインの紹介や基礎的な知識についても聞くことができ、ギフト用としての利用も可能
ゴルフ・デスク	国内／海外（ハワイ、グアム、サイパン）の約800の提携コースの手配・予約を無料で行ってくれる

荷物の配送や空港ラウンジ利用など旅行に手厚いサポート

アメックスビジネスゴールドは海外渡航に関する特典が手厚いのもメリットの一つです。

「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」や「アメリカン・エキスプレス JALオンライン」などのオンライン旅行予約サイトを使える他、国内やハワイなど29ヵ所の空港ラウンジの無料利用、手荷物の移動や配送、預かりサービスといった特典も豊富です。

さらに国内出張では「オリックスレンタカー」や「ニッポンレンタカー」など各種提携レンタカー会社の料金が5%引きになることに加え、海外では携帯電話のレンタル料金が半額に、通話料も10%引きで使用することができます。

他にも海外出張先でのレストランの予約や医療機関の紹介を24時間日本語で対応してくれる「オーバーシーズ・アシスト」も海外出張の多いビジネスマンにとってはうれしい特典です。

最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯

アメックスビジネスゴールドは補償に関しても充実しています。

海外で最高1億円、国内で最高5,000万円の旅行傷害保険が利用付帯となっています。

またアメックスビジネスゴールドで支払いをした国内の航空機が遅れた場合も、臨時のホテル代や食事代、洋服代などが最高で20,000円まで補償されます。万が一手荷物が紛失してしまったときも40,000円まで損害が補償されるので、航空機をよく利用される方も安心といえるでしょう。

さらに、アメックスビジネスゴールドは「プロテクション」と呼ばれる各種損害保険も備わっています。おもな種類と特徴は以下のとおりです。

キャンセル・プロテクションは突然の病気やケガなどで予定していた行事をキャンセルしなければならなくなったときに、カードで購入済みのチケット代や利用予定だったホテル、サービスの費用を補償してくれます。

ETCカードやプラスEXカードも発行可能

アメックスビジネスゴールドはETCカードを手数料無料で作れます。作成できる枚数は本会員が20枚まで、追加カードは会員1枚までとなっています。

ほかにも、東海道・山陽新幹線（東京～博多間）をきっぷなしで乗車できる「プラスEXカード」も発行可能です。プラスEXカードの利用には「JR東海エクスプレス予約サービス」（年会費1,100円税込）に別途加入が必要ですが、登録後はスマートフォンやPCから座席の予約、変更ができるようになるので、出張の多いビジネスマンはメリットが多いサービスです。

Apple Payに登録可能でスマホ決済が便利

アメックスビジネスゴールドはApple Payに登録することができます。登録するとQUICPayに振り分けられ、アメリカン・エキスプレスの加盟店、QUICPayの加盟店、Apple Payに対応したアプリケーションやオンラインショップなどで利用可能となります。

なお、Google Payに登録することも可能ですが、QUICPayやiDとして使うことはできないでの注意しましょう。

また、ポイントプログラムの対象外となりますが、モバイルSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、楽天Edyの支払いも利用可能です。コンビニなどの細かな買い物でも使え、まとめて経費として管理できるので便利な機能といえます。

無料で加入できるクラブオフアメックスで福利厚生をサポート

クラブオフとは、法人を対象とした特別優待サービスのことです。

クラブオフへ入会することで宿泊施設やレジャー施設はもちろん、レストランなども優待料金で楽しめます。

なお、優待は旅行やレジャーに関するものだけでなく、日常生活でもお得に活用できる特典が満載なのも魅力の一つといえるでしょう。

また、クラブオフには「スタンダード会員」と「VIP会員」といった2つの会員ランクがあり、違いは以下の通りです。

VIP会員は本来有料ですが、次に記載するアメックスのビジネスカード会員であればVIP会員の会費が無料です。

なお、クラブオフアメックスの会員特典は会員本人だけでなく、配偶者と2親等までの同居している家族にもサービスが適用されます。

アメックスビジネスゴールドの3つのデメリット

アメックスビジネスゴールドには、ポイントや利用可能枠、空港ラウンジにおいてデメリットと感じる方もいるかもしれません。それぞれ詳しくご紹介しましょう。

ポイントの還元率やマイルへの移行で不便な点がある

アメックスビジネスゴールドのポイントプログラムにはいくつか注意点があります。

まず、電子マネーへのチャージや寄付ではポイントが貯まりません。これはふだんからキャッシュレスを利用する方にとっては大きなデメリットといえそうです。また、電気・ガス・水道などの公共料金の支払い時は200円につき1ポイントしか貯まらないので注意しましょう。

次に、ポイントをANAのマイルへ移行するには「メンバーシップ・リワード ANAコース」（年会費5,500円（税込））の加入が必要となります。さらにポイントとマイルの交換レートを1:1にするためにはメンバーシップ・リワード・プラスへの登録も必要となりますので、あわせて8,800円（税込）の年会費が追加でかかります。

カード利用可能枠が低くなる可能性もある

アメックスが発行する法人カードは一律の利用可能枠を設けていないことで知られています。これは利用可能枠がないということではなく、その人の信用に応じて利用可能枠が決まるということです。そのため必要額よりも低い利用可能枠に設定される可能性もあります。

一般的に、入会当初の利用可能枠は100万円程度といわれているので、高額なカード利用を想定している方には物足りないかもしれません。

利用可能枠については電話で相談することも可能なので、設備投資などで高いカード利用枠が必要な方は検討してみるといいでしょう。

プライオリティ・パスが付帯していない

アメックスビジネスゴールドは、国内外29の空港ラウンジを無料で利用することができます。しかし、ゴールドランク以上のクレジットカードに付帯していることが多いプライオリティ・パスは付帯していません。

プライオリティ・パスは、国内外1,400カ所以上の空港ラウンジを対象としているので、より多くの空港ラウンジを利用することができます。

国内出張やプライベートではハワイに行く程度という場合は問題ありませんが、海外出張が多く、世界中を旅行したりする場合はデメリットに感じるでしょう。

アメックスビジネスゴールドとグリーンの違いとプラチナの比較

アメックスビジネスゴールドは、アメックスグリーンカードよりもランクの高いカードです。その分年会費が高くなるため、年会費を抑えたい人はアメックスビジネスグリーンを検討してもいいでしょう。それぞれの違いを比較して紹介します。

	アメックスビジネスゴールド	アメックスビジネスグリーン
年会費	49,500円（税込）	13,200円（税込）
還元率	0.3～1.0%*
発行日数	通常3週間程度
利用可能枠	利用可能枠は一律の上限なし
必要書類	本人確認書類のみで作成可能
カードデザイン	メタル	プラスチック
レストラン特典	○	×
空港ラウンジ	・国内の主要空港、ホノルル（ダニエル・Ｋ・イノウエ国際空港）
出張・旅行で使える特典	・手荷物無料配送サービス ・無料ポーターサービス ・空港クロークサービス	・手荷物無料配送サービス ・無料ポーターサービス ・空港クロークサービス
付帯保険	・海外：最高1億円（利用） ・国内：最高5,000万円（利用） ・リターン・プロテクション ・キャンセル・プロテクション	・海外：最高5,000万円（利用） ・国内：最高5,000万円（利用）
公式サイト	公式サイト	公式サイト

アメックスビジネスグリーン、ゴールド、プラチナの比較表

アメリカンエキスプレスの法人カードには、さらにランクが高い「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」があります。3種類のアメックスのビジネスカードの年会費や特典内容を比較すると次のとおりです。

	アメックスビジネスグリーン	アメックスビジネスゴールド	アメックスビジネスプラチナ
年会費	13,200円（税込）	49,500円	165,000円（税込）
還元率	0.3～1.0%*
発行日数	通常3週間程度
利用可能枠	利用可能枠は一律の上限なし
必要書類	本人確認書類のみで作成可能
カードデザイン	プラスチック	メタル
レストラン特典	×	○
空港ラウンジ	国内の主要空港、ホノルル（ダニエル・Ｋ・イノウエ国際空港）		プライオリティ・パス
出張・旅行で使える特典	・オーバーシーズ・アシスト ・手荷物宅配サービス	・オーバーシーズ・アシスト ・手荷物宅配サービス ・手荷物ホテル当日宅配サービス ・国内航空機遅延費用	・オーバーシーズ・アシスト ・手荷物宅配サービス ・手荷物ホテル当日宅配サービス ・国内航空機遅延費用 ・ビジネス・プラチナ・カード・アシスト ・アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
付帯保険	・海外：最高5,000万円（利用） ・国内：最高5,000万円（利用）	・海外：最高1億円（利用） ・国内：最高5,000万円（利用） ・リターン・プロテクション ・キャンセル・プロテクション	・海外：最高1億円（一部自動） ・国内：最高5,000万円（自動） ・リターン・プロテクション ・キャンセル・プロテクション ・ビジネス・サイバー・プロテクション
公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

参考：アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・プラチナ・カード

アメックスビジネスゴールド以外のステータス性が高いビジネスカード3選

年会費無料の法人カードがある中で、アメックスビジネスゴールドは年会費が高めな分特典も充実しています。しかし、サービスの充実度より年会費が気になる方や、アメックスビジネスゴールドにはない特典が欲しい方には向いていないかもしれません。

以下の3つのいずれかに当てはまる方は、アメックスビジネスゴールド以外のカードも検討してみてください。

＜アメックスビジネスゴールドカードとその他法人カードの比較表＞

	アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・ カード	セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・ カード	JCBプラチナ法人カード	ダイナースクラブ ビジネスカード
年会費	49,500円	22,000円	33,000円	27,500円
還元率	0.3～1.0%	0.75%	0.5%	0.3%～
国際ブランド
利用可能枠	一律の上限なし	一律の上限なし	なし	一律の上限なし
旅行傷害保険	海外：最高1億円（利用） 国内：最高5,000万円（利用）	海外：最高1億円（利用） 国内：最高5,000万円（自動）	海外：最高1億円（自動） 国内：最高1億円（自動） 出発日が2023年4月1日（土）以降の 旅行については利用付帯	海外：最高1億円 （うち5,000万円自動） 国内：最高1億円（利用）
ショッピング補償	年間最高500万円 （自己負担10,000円）	年間最高300万円 （自己負担なし）	年間最高500万円 （自己負担3,000円）	年間最高500万円 （自己負担10,000円）
締め日	個別に設定	毎月10日	公式サイト参照	毎月15日
支払日	個別に設定	翌月4日	公式サイト参照	翌月10日
追加カード年会費	13,200円(付帯特典あり) 年会費無料(付帯特典なし)*	3,300円	6,600円	無料（2枚まで）
ETCカード年会費	無料（20枚まで*）	無料（5枚まで）	無料	無料
詳細	–	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

表内は税込です。
連携できる会計ソフトは変更される可能性があります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
* 追加カード会員の場合は1枚まで

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはコンシェルジュ付で年会費も抑えめ

特典をそこそこ充実させつつ年会費を抑えたいという方には、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」をおすすめします。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、アメックスとの提携カードでセゾンの法人カードです。プロパーカードよりステータス性で劣る面はあるものの、年会費を22,000円に（税込）抑えることができます。

特典に関しても、海外旅行傷害保険が最高1億円で自動付帯していることに加え、手荷物宅配サービスや空港送迎サービスを優待価格で利用できるなど、旅行の多い方にも満足できる内容です。

また、アメックスビジネスゴールドカードには付帯していないプライオリティ・パスについても無料で発行することができます。

JCBプラチナ法人カードはプライオリティ・パス付の法人カード

空港の利用が多く、プライオリティ・パスが付帯した法人カードが欲しい方には、前述のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードのほかに「JCBプラチナ法人カード」もおすすめです。

JCBプラチナ法人カードにはプライオリティ・パスへの無料入会特典があり、飛行機に搭乗するまでの間、軽食や各種ドリンクを楽しみながら、ゆったりした時間を過ごせます。

また、年会費は33,000（税込）円でアメックスビジネスゴールドと価格帯が近く、レストランなどの予約を代行してくれる「プラチナ・コンシェルジュデスク」や国内外の旅行傷害保険など、同レベルの特典を受けることができます。JCBの法人カードの中でも最高ランクのカードです。

ダイナースクラブ ビジネスカードはアメックスと同じくステータスがあり特典満載

ダイナースクラブはアメックスと並ぶステータスが高いクレジットカードブランドです。またダイナースクラブ ビジネスカードは年会費27,500円（税込）と、アメックスビジネスゴールドカードに比べて安く、追加カードは2枚まで年会費無料で発行できます。

ステータス性や希少性を求めるなら、ダイナースクラブビジネスカードもおすすめです。

ダイナースクラブ ビジネスカードは、空港ラウンジの利用の他にレストランの優待特典や、国内外の旅行傷害保険も付帯しています。

アメックスビジネスゴールドカードと似たような特典内容ではありますが、年会費は少し抑えられます。

そのほかに、ダイナースクラブビジネスカードは、Mastercard加盟店で利用できる「ビジネス コンパニオンカード」を無料で追加発行できるので、より使い勝手が良くなります。

アメックスビジネスゴールドの申し込みと利用方法

アメックスビジネスゴールド申し込みの際に必要なものや、カードが届いた後の会員専用サイトのログイン方法についてご紹介します。

アメックスビジネスゴールドの申し込みと必要なもの

アメックスビジネスゴールドは、Webで申し込むことができます。申し込みの際は6ヶ月以内に発行した「商業登記簿謄本」もしくは「登記事項証明書」に加えて、以下の公的証明書類のうちいずれか1つが必要です。

またインターネットによる申し込み方法は以下のような流れとなっています。

アメックスビジネスゴールドの利用方法

アメックスのオンライン・サービスではカードの利用明細や利用可能額の確認、ポイント交換、各種お知らせの受け取りなどができます。ログイン方法は次の通りです。

会員専用サイトとログイン方法

また、スマートフォンのアプリからもオンライン・サービスに登録することが可能です。

利用明細の確認方法

利用明細は郵送のほか、オンライン・サービスからも確認可能です。

また、「オンライン明細書サービス」（ペーパーレス）に登録することで、利用明細書の郵送をストップすることができます。毎月明細書が来て面倒くさいというような方は登録してみてください。「オンライン明細書サービス」（ペーパーレス）への登録はアメックスの会員サイトであるオンライン・サービスより可能です。

口座変更

個人事業主用のビジネス・カード会員の場合はオンライン上で個人預金口座名義の引き落とし口座を設定できます。オンライン・サービスにログイン後、「登録情報の変更」タブより変更可能です。

法人格のある法人代表者用のビジネス・カード会員の場合は「預金口座振替依頼書」をダウンロード後、郵送にて申請します。ダウンロードの方法は以下のとおりです。

また、預金口座振替依頼書は電話でも請求できます。

アメックスビジネスゴールドの評判と利用中の経営者インタビュー

ここでは実際にアメックスビジネスゴールドカードを利用している事業者や経営者に聞いた、メリットについて紹介します。

アメックスビジネスゴールドの評判と口コミ

アンケート調査概要
調査方法：クラウドワークス
調査期間：2022年12月13日～2022年12月17日
調査対象：法人カードを所持している事業者や会社員
有効回答数：全43件

アメックスビジネスゴールド利用中の経営者インタビュー

アメックスビジネスゴールドのよくある質問

ここからはアメックスビジネスゴールドに関する疑問について解説します。

Q：アメックスビジネスゴールドの特典内容は？

アメックスビジネスゴールドには、国内外の空港ラウンジ利用や送迎サービスといった出張を快適にする各種サポートをはじめ、会員限定のゴルフイベントやレストラン優待など、接待や商談、プライベートでも活用できる特典が多くあります。

おもな特典としては上記のとおりですが、そのほかにもビジネス特典は多くあります。また補償内容も充実しています。

Q：アメックスビジネスゴールドとアメックスビジネスグリーンの違いは？

アメックスビジネスゴールドはメタル製で年会費49,500円（税込）。アメックスビジネスグリーンはプラスチックカードで年会費13,200円（税込）です。

還元率や発行日数は同じですが、保険などの補償内容に関してはアメックスビジネスゴールドの方が充実しています。

Q：アメックスビジネスゴールドにコンシェルジュサービスは付いてる？

アメックスビジネスゴールドはゴールドカードですが、他のプラチナカードと同等の特典内容となっています。また年会費もそれらのカードと同じくらいです。

しかしプラチナカードのならではの特典である「コンシェルジュサービス」は付いていません。もしコンシェルジュサービスを利用したい場合は、「JCBプラチナ法人カード」がおすすめです。

またアメックスプラチナカードなら「プラチナ・セクレタリー・サービス」が付いています。

Q：アメックスビジネスゴールドの問い合わせ先は？

カード利用に関する問い合わせ先は公式サイトのお客様サポートの「お問い合わせ窓口一覧」から確認できます。

他にも「よくあるご質問」では簡単な疑問について回答しているのであわせて参考にしてみてください。また、電話で問い合わせる際はカードを手元に置いておくとスムーズでしょう。カード裏面に記載された電話番号からも問い合わせが可能です。

以下に、おもな問い合わせ先を紹介します。

事前承認係	0120-206165（9:00～19:00／土日祝休）
リターン・プロテクション	0120-090151（9:00～17:00／土日祝休）
ショッピング・プロテクション	0120-234586（9:00～17:00／土日祝休）
オンライン・プロテクション	0120-010120（9:00～17:00／土日祝休）
キャンセル・プロテクション	0120-860420（9:00～17:00／土日祝休）
その他のお問い合わせ窓口／ メンバーシップ・サービス・センター	0120-941780（24時間年中無休）

出典元：お客様サポート｜クレジットカードはアメリカン・エキスプレス（アメックス）

また、海外でトラブルに遭遇した場合は「オーバーシーズ・アシスト」に連絡しましょう。24時間日本語で対応してもらえます。下記で各国の電話番号の確認方法を紹介します。

Q：アメックスビジネスゴールドをなくした時は？

カードの紛失・盗難があった場合は下記の番号に至急連絡しましょう。24時間年中無休で対応してもらえます。

カードの紛失・盗難時のご連絡先	0120-941780

Q：アメックスビジネスゴールドの解約方法は？

アメックスビジネスゴールドの解約手続きは、カード裏面に記載されている問い合わせ電話番号に連絡して行います。